ロイヤルコペンハーゲンのFajance Tenera ANNETTEのヴィンテーカップ&ソーサーです。 生産国はデンマークです。 テネラから更に細分化されたANNETTEというブランドで稀少なものです。 発売されて日本に輸入された時に 両親が大丸にてセットで数十万円で購入しています。 震災で欠けたものもあり、最後のこの1点を出品させて頂きます。 飾り戸棚に入れておりました未使用品です。 Berte Jessen/ベルテ・イェッセンによるデザインの”Annette/アネット”という名前が付けられたシリーズです。 1950～60年代にかけて、ファイアンス焼きに特化したアルミニア窯で製造されていました。 ファイアンス焼きとは、低温(1100℃)で焼成するため磁器とは異なった土の風合いが特徴的です。  スウェーデン出身のデザイナーでアートディレクターを務めていた、ニルス・トーソンの監修のもと若手女性デザイナー6名が絵付けを担当しました。 ターコイズとコバルトのふたつのブルーのちょうど間のような絶妙な色とアイボリーの大輪の花が大変綺麗です。。  表面の凸凹はベルテ・イェッセンの作品に多く見られる、彼女ならではのデザインです。  テネラシリーズの醍醐味である色鮮やかで繊細なペイントは全てハンドペイントによるものです。  色の濃淡や模様が微妙に異なり、ハンドペイントならではの味わいがあります。 カップサイズ：直径11.3㎝、高さ6㎝ ソーサーサイズ：直径5.5㎝です。 写真では写らないのですがカップの内側に貫入が所々に出てますが(写真7)、ロイヤルコペンハーゲンに問い合わせをしましたところ、この製品ならではの特化ですとのお返事でした。