出品のヴィトレットD後期型（角型バージョン）は、1966から71年かけてフォクトレンダーの普及型ビューファインダーカメラとして発売されました。本機は、日本の新品市場ではあまり見かけないバージョンのヴィトレットD後期型です。 Vitoret Dには、Lanthar f/2.8 50mmとVaskar f/2.8 50mmの2つのレンズオプションが提供されていましたが、本機はColor Lanthar f/2.8 50mm付のバージョンになります。 「Vitoret D後期型 仕様」 メーカー:フォクトレンダー 国名: ドイツ 制作年: 1966 - 1971 フィルムタイプ:35mm レンズタイプ:1966年以降はカラーランサーf / 2.8 50mmに統一された。 シャッタータイプ:Prontor 125 「本機の状態」 本体及びレンズに経年使用によるスレやキズがあります。 また、各コーナーには小アタリがありますが、機能上の問題が無い整備済み実用機になります。 ファインダーにはハーフミラー劣化によりアンバー着色が有ります。視認性は若干劣りますが、フレーミングに影響を及ぼす程の劣化では有りません。 「注意点」 ・フォーカス合わせは目測の手動になります。 ・ドイツ国内製造終焉の頃のドイツ製コンパクトカメラ全般に言える事ですが、樹脂製パーツの工作精度や材質の劣化により不具合が出やすいカメラです。特にフイルム実装では巻き上げが重くなります。 無理な巻き上げでスプロケットとフイルムのパフォーレーションが滑り、フレームがズレたりコマ飛びしやすくなるため無理な操作は禁物です。 「作例写真」フジカラーCDからデーターを落としました。 会津まほろば街道沿線の冬景色（会津美里町沼田地区） 領主・藩主が整備した「会津五街道」の一つで、南は日光へ向かう下野街道沿線のスナップです。点在する堤はハクチョウたちの越冬場所でもあります。 本機は実用機でコレクター向けの美品ではございません。僭越ではございますが、細部にこだわる方は専門店での購入をおススメします。 日本語によるお取引のみで現状販売As is sale品になります。 撮影を含め保証はございません。プロフィールを確認くださいますようお願いいたします。