1942年の誕生から およそ70年もの間、ギブソンを代表するアコースティックギターとして、そしてメーカー問わずアコースティックギターの歴史を語るうえで欠かせない名器として君臨する「J-45」です。 本器はシリアルから1995年製の一本。 同時期に発売されていた「J-45Western」とラベルは異なりますが、バナーロゴなどの特徴はそのままなので、恐らくモデルチェンジの過渡期に製作された一本では⁉︎ そういう意味では少々珍しいモデルかも知れません。 シトカスプルーストップ、マホガニーサイド/バックのボディに、ローズ指板のマホガニーネックといったお馴染みの素材で構成されており、ラウンドショルダー特有の弾き心地と音色が気持ちいい一本！ レスポンスやバランスに優れた力強いそのサウンドはボーカルとの相性が良く、弾き語りだけでなくアンサンブルでも存在感が埋もれないので、バンドでアコギを使用する際はお世話になったギターです。 弦高は12フレットで6弦が約2.2㎜、1弦が約1.7㎜と低めなので、なかなか弾きやすく、時間を忘れて弾き込んでしまったことも数回あります(笑) ヘッドトップに目立つ塗装クラック、ボディバックのセンター（継ぎ目）とボディトップにも塗装クラックはありますが、いずれも木部の割れではないです。 他にも細かい傷や打コン、汚れ？はありますが、外観さえ気にならなければ問題なく使えます。 一生懸命磨きましたが磨き切れない箇所はご容赦くださいませ。 （エリクサー・フォスファーブロンズ・エクストラライトでセッティングしました） フレット残も８割くらい残っているのですり合わせの必要も個人的には感じません。 ネックもほぼ真っすぐでロッドも左右に余裕あります（レンチが1/4サイズですが付属しないので必要な方は別途ご用意ください） 付属品はハードケースとマニュアルです。 やはり90年代のギブソンは素晴らしい！…のですが、弾く機会が全然ないので断捨離致します。 現役プレイヤーの方にガンガン使っていただければ幸いです。 あくまで個人の出品物なので、ご理解の上ご購入下さいませ。