前大徳 西垣宗興による掛軸(茶掛)です。 伸びやかでありながらキレのある筆捌きで「松無古今色」と書かれています。 こちらの言葉は禅語で「松の葉はいつも青々としていることから、時代を経ても不変である」という意味をもち、 物事の道理や原理はいつの世でも変わることのない普遍的なものであり、またそうでなければならない、と教えてくれる言葉です。 松は禅語の中で頻出する植物ですが、松は変わらない世の中を象徴する存在なのだと思います。 本人直筆の作品で、サインと花押の入った共箱付きとなっています。 また、共箱をしまうための紙製の箱もおつけいたしますので、収納の際にご活用いただければと思います。 西垣宗興［1908〜1985］ 1908年、岐阜県の生まれ。 京都大徳寺塔頭真珠庵に入り、南山和尚から得度。 僧名を宗興、道号を文山と授かりました。 その後、兵庫県の有馬温泉郷にある浄土宗の寺院、極楽寺の住職を勤めました。 のちに西垣宗興は大徳寺の宗務総長を務めるほどの高僧となり、その生涯をもって多くの書画や茶掛を残しました。 ●サイズ 掛軸：幅30.5cm × 高さ183cmほど 書：幅28.5cm × 高さ106.5cmほど 共箱：幅7.3cm × 奥行37.8cm × 高さ7cmほど ●注意事項 ・状態は画像を良くご覧になった上、ご購入のご判断をお願い致します。古物・新品にご理解のある方、宜しくお願い致します。 ・商品についてのご質問や落札終了後のご返事は翌日のお昼過ぎとなります。また日曜日の夜～火曜日は都合により終日ご返答が出来ませんので、恐れ入りますが水曜日お昼過ぎまでお待ちくださいますよう、予めご了承下さいませ。 ・こちらのお品物は他のサイトにも出品しております。 他サイトにてご購入があった場合は、誠に申し訳ありませんがお取引をキャンセルさせていただきますのでご承知おきください。 #掛軸　#茶掛 #前大徳　#西垣宗興 #松無古今色　#禅語　#極楽寺