デ・ラ・ルーの万年筆です。 14Kのオノト式のプランジャーとなります。 漱石が使っていたものに構造としてはだいぶ近しい品です。 ただ、両ベロ式のニブを嵌めることは出来ません。 世代としてはやや後年くらいかと思われます。 ニブの状態はまずまずで十分ペンポイントが残っています。 ＜品物について＞ 祖父のコレクションです。 引き継いだものの舶来物はあまり集めていないこともあって整理したいと思います。 ＜状態＞ 内部のOリングが剥離しているのでグリスを塗ってどうにか運用できるかという状態です。 エボナイトも多少痩せている上に経年を鑑みると修理をしても軸が割れそうなので丁寧にこのまま扱っていく方が良さそうな気がします。