アメリカを代表する写真家ラリー・クラークの写真集『TULSA』。ユース＆サブカルチャーシーンを代表する写真家で、日本でも今もなお絶大なる人気を誇る巨匠ラリー・クラーク。 田舎町オクラホマ州タルサに生まれ育ったクラークは、14歳から約3年もの間ドラッグにのめり込み、アンフェタミン（覚せい剤）を打ち続け、その一連を写真に収め、写真集「TULSA(1971)」として発表します。 ドラッグから抜け出すことのできない怖さ、保守的な風土に反発しようとする若者たちの苦悩、田舎町の閉塞感など、アメリカン・ライフの知られざる裏側を描写したパーソナル・ストーリーは、世界中の若者たちの強い共感を呼び、TULSAはクラークのマスターピースとなりました。 1971年初版刊行以来、重版が繰り返されるアート写真集のマスターピースと呼べる一冊。2000年にリリースされたバージョンになります。 新品未使用品になります。 ▫︎Larry Clark アメリカ合衆国の写真家・映画監督・脚本家で、アメリカン・ファインアートの代表的なアーティストの一人です。1960年代から写真家として活動し、主に若者の生活を描いた作品が有名です。代表作に、薬物やセックスを扱った『Tulsa』や、ティーンエイジャーの生活を描いた『Kids』があります。映画監督としても知られ、自身が脚本を手掛けた『Kids』や『Bully』などの映画を監督しています。