☆ 3冊セット ロレンス・スターン 『トリストラム・シャンディの生涯と意見』 （The Life and Opinions of Tristram Shandy, Gentleman） 朱牟田夏雄訳 筑摩書房 1968年初版 函は痛みありますが本体はまずまずの状態です。 ・ 『トリストラム・シャンディ氏の生活と意見』 綱島窈訳 出版社八潮出版社 出版年月日1987年初版 とても綺麗な状態です ・ 『ローレンス・スターンの世界』 坂本武 編 開文社出版 2018年初版 非常に綺麗な状態です。 不世出の18世紀英国作家スターンのウィットとユーモアにあふれた物語世界を紹介し、その文学的魅力を解明する。 目次 第Ⅰ部 スターンの主要作品世界を概観する 第Ⅱ部 スターンを同時代の文学シーンにおいて見る 第Ⅲ部 スターンの受容とポップ・カルチャー ローレンス・スターン書誌　　　　内田　勝 ☆ 世界文学史上最大の奇書。筋らしい筋はほとんどなく、主人公は第三巻の終わり近くにやっと誕生、ついに子供のままで、「生涯と意見」という表題にもかかわらず、その生涯を描いた作とはいいがたい。「尾頭の心もとなきこと海鼠(なまこ)のごとし」とは夏目漱石(そうせき)の評で、話は脱線また脱線、何を語るつもりかとらえにくい。エッセイ的小説という評もあるが、ジョイス、ウルフら「意識の流れ」を追究する作家が勢いを得てからは、その遠い源流とみなされもした。主人公の父ウォルター、その弟トービー叔父、その配下トリム伍長(ごちょう)など、印象深い人物群の存在がこの作を支えている。とぼけた感じの作者独特のユーモアは、物語性を無視したその卓見とともに、ユニークな味を生み、いまなお愛読者をもち続けている。 ☆ 状態は画像にてご確認ください。 この機会にぜひ。 マルセル・プルースト ジェイムズ・ジョイス ヴァージニア・ウルフ アンドレ・ジッド オルダス・ハックスレー ロシア・フォルマリズム ヴィクトル・シクロフスキー メタフィクション ポストモダン文学 エラスムス ラブレー セルバンテス ドン・キホーテ スウィフト 滑稽文学 諷刺文学 サミュエル・リチャードソン ヘンリー・フィールディング 伊藤誓 高山宏 ジョージ・メレディス サマセット・モーム ハックスリー